乳輪にぶつぶつしたにきびのようなイボのようなものが見られることがあります。
これはモントゴメリー腺という皮脂腺で、乳首と乳輪を保護するための皮脂を分泌しています。
したがって誰にでもあるものであり、機能的にもある程度は必要なものです。
しかしモントゴメリー腺が必要以上に発達すると乳輪がぶつぶつと膨らんで大変目立ちます。
こうしたケースでは、健康上に害がない範囲で目立つものだけ除去することができます。
モントゴメリー腺はイボやホクロを除去するような方法できれいに 取り除くことができ、傷跡もほとんど目立たなくなります。
一つ一つメスで切除して、極細の糸を使って丁寧に縫合します。
手術は美容外科・形成外科の認定医が行うので、傷痕もきれいに目立ちにくくなります。
手術はわずか60分の日帰り手術です。
手術後は患部をガーゼで保護して、その上からブラジャーの着用も可能です。
当院のバストトップ形成の麻酔はナノニードルという極細の注射針で行うので、通常の麻酔よりも痛みが少ないのが特徴です。
それでも心配な方には、笑気麻酔(マスク麻酔)や静脈麻酔(無痛麻酔)をオプションで追加することもできます。
手術後、麻酔が切れると若干痛みが出る場合があります。
痛み止めの内服薬を処方しておりますので、麻酔が切れる前に内服して、手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。
患部を保護するガーゼは手術の翌日に外し、以後、石鹸を使いシャワーで洗い流すことができます。
微量の出血が数日程度続く場合があるので、シャワー後に交換用のガーゼを患部に当ててお過ごしください。
日常生活や家事、事務仕事は翌日から可能です。
シャワー浴は翌日から可能、湯船の入浴は1週間後から可能です。
飲酒や運動は1週間控えてください。
乳首への強い刺激は1ヶ月間程度避けるようにしてください。
1週間後に抜糸の通院があります。